竹笛の素材。琉球竹へのこだわり

琉球竹は7〜8年経った竹を使用しています。それはすごく長い年月です。そのため、根元に印をつけて生長を見守っています。その琉球竹(チンブクタケ)を使用しますが、全ての竹を使用しているのではなく、台風などで折れたり傾いた竹を使用しています。もちろん、その竹でも十分な素材価値があるのです。そのまま台風などで朽ち果ててしまうよりも楽器、竹笛として生まれ変えることで、新たな価値をこの琉球竹に見出したいという思いから作り始めました。本土の篠笛やアンデスのケーナとのちがいは色身と肉厚、節の数が多く変形や衝撃などに強く音色も重厚感のある音に仕上げました。*ネットショップはこちらから

採取した竹は、1年近く日干し・陰干し、色抜き・油分抜きをも繰り返し乾燥させます。沖縄の竹は特殊で節の数が多く微妙に曲がっていて貫通するのに苦労します。又音程を決めるのに節が多く肉厚もある為1音1音丁寧に削りながらチューナーで音程をチェックしながら製作しなければなりません。そのため5本製作し、1本の割合で出荷できるものになるため、製作までに時間がかかります。そこで商品にならない竹は廃棄せず、竹炭や琉球指笛として再生しています。*ネットショップはこちらから

*ネットショップはこちらから